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最近の研究論文

高温高圧水中での環状ケテンアセタールビニルポリマーからの炭素資源回収
ACS Sustainable Resource Management誌、1巻、10号、2234ページ、2024年

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【要旨】炭素-炭素結合が骨格のビニルポリマーは、我々の身の回りで多く使われています。そのケミカルリサイクルを考えた場合、炭素-炭素結合の効率的な開裂・分解が求められます。しかし、高温高圧水を用いても、炭素-炭素結合の選択的な開裂は困難でした。本研究では、ケミカルリサイクルすることを前提として設計・開発されたビニルポリマーである脱水アスピリンビニルポリマー(poly-MBDO)を高温高圧水中で処理することで、原料であるフェノールを高収率で回収できることを見出しました。本研究は、この雑誌の中表紙に選ばれました。中表紙の図は、海底の熱水噴出孔の高温高圧水中でビニルポリマーが分解されているイメージです。

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最近のプレスリリース

ビニル系プラスチックから

「水」を使って炭素資源を回収
(信州大 繊維学部 高坂泰弘 先生 と
​ 海洋研究開発機構 出口茂 先生との共同研究
​です

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最近の研究総説

水だけを用いたキチンの精製と材料化
グライコフォーラム、26巻、2号、A5ページ、2023年

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【要旨】これまで長田研が取り組んできた「水だけを用いたキチンの分離精製や材料化の技術」を紹介した総説です。温度や圧力を制御した水を反応場とすることで、水の物性をコントロールし、従来の化学産業で多用されてきた酸・塩基や有機溶媒を使わないキチンの利用を提案しています。

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