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研究紹介

 地球規模での環境問題がニュースになり、これまでのように大量かつ安価に“もの”を作るだけでなく、環境に優しい“ものづくり”が求められています。

 これに対して長田研究室では、“超臨界水”と“高温高圧水”というちょっと変わった“水”を用いた化学の研究を行っています。“水”を使って、有効利用されずに捨てられている木材・魚鱗・イカ中骨などの地域資源バイオマスから付加価値の高い化学製品 (食品や医薬品) を作ることが目的です。例えば、イカ中骨などに含まれるキチンからナノファイバーなどの機能性素材を作っています。

研究テーマ

1)バイオマス由来ナノファイバーの水熱ゲル化
2)キチンナノファイバーの調製
3)オリゴ糖の生成
4)アミノ糖の変換反応
5)リグニンからのフェノール化合物生成
6)タンパク質からのコラーゲンおよびポリペプチドの調製
​7)機械学習による高温高圧物性の推算

​最近の依頼公演

2022.8.26
   第36回日本キチン・キトサン学会大会
      発表者:長田光正
   題目:水だけを利用したキチンの精製と材料化
   場所:オンライン(工学院大学)

2022.3.8
   繊維学会  第 28 回超臨界流体研究委員会 ~超臨界流体を用いた応用化技術~
   発表者:長田光正
   題目:水熱反応場を利用したバイオマス材料の合成と分解
   場所:オンライン
 

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