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研究紹介

地球規模での環境問題がニュースになり、これまでのように大量かつ安価に“もの”を作るだけでなく、環境に優しい“ものづくり”が求められています。
これに対して長田研究室では、“超臨界水”と“高温高圧水”というちょっと変わった“水”を用いた化学の研究を行っています。“水”を使って、有効利用されずに捨てられている木材・魚鱗・イカ中骨などの地域資源バイオマスから付加価値の高い化学製品 (食品や医薬品) を作ることが目的です。例えば、イカ中骨などに含まれるキチンからナノファイバーなどの機能性素材を作っています。
研究テーマ
1)バイオマス由来ナノファイバーの水熱処理によるハイドロゲル作製
2)キチンナノファイバーの調製
3)オリゴ糖の生成
4)アミノ糖の変換反応
5)リグニンからのフェノール化合物生成
6)タンパク質からのコラーゲンおよびポリペプチドの調製
7)機械学習による高温高圧物性の推算
最近の依頼公演
2025.2.28
石油学会「新エネルギー部会講演会」 ~カーボンニュートラルに向けた GX の推進動向~
発表者:長田光正
題目:高温高圧水処理によるバイオマスの機能性材料化とリサイクルを前提としたプラスチック開発
場所:オンライン
2025.2.9
第21回ファンクショナルフード学会学術集会
発表者:長田光正
題目:水だけを利用したキチンの精製と材料化および
N- アセチルグルコサミンからの含窒素化合物の合成
場所:城西大学東京紀尾井町キャンパス
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